人材を大切にする会社が生き残る

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人材を大切にする会社が生き残る

カンブリア宮殿という番組をご存知でしょうか?


毎週、成功した経営者をゲストに呼んで、その人が
実施したことを取り上げる番組です。


「ガイアの夜明け」と共に私の好きな番組の一つです。


2007年4月23日放送日のゲストは
日本レストランシステム会長 大林さん
でした。


日本レストランシステムは利益率10%を超えれば「優良」
と言われる外食産業において21.1%(2006年5月期)
という脅威の数字をたたき出しています


原因として経営的な手腕など色々な要素があるのですが、その中で
あるメッセージに興味を持ちました。


人材に対する考え方です
実現できているかどうかは中に入ってないので
分かりませんが、


「社員に出来るだけ長く働いてもらう事が会社に
とって良いこと。例えば、長く働くと技術があがる。
技術があがると4人でやってた仕事が3人で出来る。
結果として1人分の人件費が浮くのでそれを3人の
昇給にあてることができる。そして社員が満足する」



ニュアンスとしてこのような事を話されてました。


この考え、見習った方が良い会社がたくさんあります。


派遣社員や、パートを使い極力人件費を落とすことに
力をいれる会社


労働時間に関係なく、社会保険や雇用保険をかけない
方針の会社


教育に費用を全くかけない会社


少ない人数で売上げを達成しても、メンバーにペイ(評価)
せずに、リーダーだけに還元する会社と、メンバーの活躍を
伝えないリーダー(役職者)


人材を大切にしない経営をしたがために、人が定着せずに
派遣社員であれ正社員であれパートであれ、実力のある人が
どんどん他社に行ってしまう会社


離職数>新卒採用数の会社


安く使うのではなく、長く働いてもらう環境を用意する
ことで結果として人件費は安くなる



特に離職率の高い業界などでは重要な考え方です


顧客満足ばかりに目が行きがちですが、社員満足が
あって初めて良い接客ができます。


「この会社をいつ辞めてもいい」


と考えてる社員の接客態度と

「この会社を良くしよう、成長させよう」


と考えてる社員の接客態度は違います


社員満足度をあげることは、採用時の努力ではできません。


モチベーションはあげれますが、ハリボテです。


次回のメルマガではこのあたりを書いてみようと思います


また応募者側から採用選考時にそのような会社を判断する
テクニックはあります。


このテクニックに関しては学生向けメルマガにて発行いたします。
就職活動ワンポイント(みんなの就職活動お助けブログ)

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人材を大切にする会社が生き残る へのコメント
僕もこの回は観ました。
この大林さんは「世間の非常識=自分の常識」的考えを
する方で、その視点が非常に参考になりました。
人に対する考え方も然り。
少しずつでもそういった考えを自社にも注入していきたい
ですね。
Posted by じんじぶちょー at 2007年05月13日 01:20
じんじぶちょーさん

世間の常識をしても他社に差はつけれませんからね。
皆が流れてくれればくれるほど、逆をすると一人勝ちの可能性がある。
リスクとリターンを考えた上での判断であれば、世間の常識は無視するのも企業経営に重要なのかもしれません。
人材に関する話は本当にためになりました。いい番組ですね
Posted by 社労士いなだ at 2007年05月14日 00:22