「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」

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「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」

グーグルが週末に起こした不具合事件で、
私はその時間にちょうどGoogle検索をしていたので、
「現場にいた」ことになります。


正直言って、最初は「なんだ??」


と思いました。


ちょうどサーバーを1個契約しようとしていて
コアサーバー」と検索したときだった。

その際、検索結果のすべてに
このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります

と表示されてサイトに行くことができなかった。

「??」


と最初に思ったが、原因を考えないと対処できないので
以下のフローで原因を特定した。


パソコンのトラブルでもビジネスのトラブルでも
人間関係のトラブルでも恋愛のトラブルでも全てに原因がある。


大事なことはそれを論理的に見つけること。


私が、今回の件がGoogleの不具合だと気づいたフローは以下。

参考になるかもしれないので掲載しておきます。
こういうことが起こった場合は
パニックになる前に、冷静に考えてみましょう。




1.試しに他のキーワードで入力してみた


 いなだ社会保険労務士事務所

   や
 
 面接眼

などです。当然、同じようにセキュリティに問題がある
と出たわけです。

 → これで、コアサーバーのサイトに問題があるわけではない
   のが分かった


2.Yahooで同じキーワードで検索をしてみたが、何も表示されない

 → これでGoogleのみおこっている現象であることが分かる


3.次に友人にGoogleで検索をしてもらったところ
  同じような画面が表示された



これで、私のパソコンに問題があるのではなく、
インターネット上のGogoleに問題があることが分かった



4.Googleが全サイトに
  WEBマスターツールを導入させようとしているのかを考えた


 → 検索結果のサイトにいくと
  「WEBマスターツールでセキュリティ判定をしてください」
   と表示されていたので、上記を検証してみた。
  結論から言うとありえない。なぜなら、この記事を読んでいる人
  の中にGoogle WEBマスターツールの存在を知らない人がいるように
  WEB管理者の中にもグーグルWEBマスターツールを知らない人がいる。
  
  グーグルはそこまで営利目的に走らない企業であるため、そもそも
  そんな強制的なことをするとは思えない



5.Googleで「グーグル」と検索してみた

 → Googleのサイトにも同じように
   「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」
   と出ていた。
 
   検索エンジンが
   自社のサイトの評価を下げることをするわけがない。
   
   この時点で、
   グーグルにとって望まない行動=つまりトラブルが起こっていると判明できる。



Googleほどの企業であればすぐに対応するだろうから
ほっておくのがこの時の対応策




結果、しばらくYahooを使って検索をしていたところ
30分ほどで戻っていた。


さすがGoogleは動きが早い


Google検索からお客様を呼べないことで
世界規模での損失額は計り知れない金額になったとは思うが、
「無料で使っている」わけだから誰も文句は言えない


今回の件でGoogleほどの企業でも人為的トラブルが起こる
ことが分かったわけであり、社内のチェック体制を再度、
見直すチャンスになったと思う。



こういった分析は、視野を広くすると共に
新たな道をあなたに教えてくれる。



分析をすることで光が見える




人材採用でもそうだが、

「なぜうまくいかないのか?」

ここの原因解明に背を向けていて、

「どうしようか?」「どうしたらいいか?」

では、採用に成功することはあり得ない。


状況を調べることで見えてくることは意外と多い


「なんでこんなに高い給与を
 提示しているのに人が来ないのか?」


「最終選考まで合格させたのに
 なぜ、内定辞退をするのか?」


これは、自社という局面でしか見ていないわけで、
本当の理由は、「応募者にとって他社がより魅力的に映っただけ」でしかない。


だから、大事なことは他社や周囲の状況を分析すること


今回の分析手法は、
採用のみならずビジネスのあらゆる場面で使える。


ぜひ、活用してみてほしい


売上が上がらないとか
人が集まらないのには理由があるのだから





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「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」 へのコメント
こんにちは。
私もあの時刻Googleで検索していました!
http://iriek.yoka-yoka.jp/e190123.html

私も何が問題なのか調査し、
Googleが治ったと同時にタイムリーに記事をupしました(笑)

ちょっと珍しい事故でしたね。
Posted by iriekiriek at 2009年02月08日 22:25
iriekさん

本当ですね。同じような内容の記事が(笑)

まあ私も損害を受けたタチですが、
ちょっとしたイベントだったので良しとしようかなというところです。

なかなか、味わえない珍事件でしたね。
Posted by 福岡の社会保険労務士(社労士いなだ) at 2009年02月09日 01:18